ヨスクス

かざましゅんすけさんのことをつらつらと。たまに映画。

純と愛ざっくり感想(第9週)

第8週の感想はまた後ほど

[第9週はっぴーうぇでぃんぐ]
・純ちゃんの前に今週のターゲット「結婚式を挙げられない夫婦」あらわれる!
・愛ちゃん、stk行為に続き、高スペック能力も泣く原始的引き延ばし案を決行(新婦のドレスにジュース作戦)
・純ちゃん、「オオサキ夢の国プロジェクトvol.1 ロビーウェディング作戦」発案。
・千香ちゃんの関西弁ktkr
・名言製造機・富士子さんの「協力は期待するものでなく、うまく引き出すものよ」発言ktkr
・愛ちゃん、純ちゃんの為に企画書作成。その表紙、イラレかなんかで作ってないかい?(出来が良すぎる)
・愛「純さんの(企画書)は理想論に走り過ぎというか、押し付けがましいというか」
・さすが夫、よく分ってるじゃないか(本人まったく気付いてないけど)
・あれ、なんだがヨイヨイといい感じに進んでるよ。いい感じに進むと視聴者が不安がるよ。
・でもなんか楽しい!こんな回があってもいいよね!って思ってる時点ですでに調教されてるよね!
・「困ったときはトルストイさんですよ」→水野ガッツポーズ(この流れかわいかった)
・大円団!と思いきや、ムンク鉄矢で〆。この展開にホッとするのは、何故...?


ロビーウェデングを作り上げるオオサキの人達の笑顔はステキだったし、富士子さん達ベテラン女史集団はかっこうよかったし、純ちゃんの眉間をコショコショする愛ちゃんはすこぶるステキだったのに「コレジャナイ」感が拭えない第9週。たぶんこの展開が第4週あたりにあったら素直に気持ちよかったのだろうけど、それはそれでご都合主義の薄っぺらい話という感想になっていた気もするし、純と愛(を書く遊川さん)の飴と鞭に飼いならされた今となっては、「純ちゃん相変わらず押し付けがましいけど、今回はうまくいっちゃったね」くらいの感想しか持てないというか、純ちゃんがこんなにハッピーということはこれから地のどん底に堕ちる波瀾の展開が待っているのね!という期待ばかりに胸が膨らんでしまうのです。そうです。「ねむりひめ」でときめいた(私の)心が「きたかぜとたいよう」でどん底に落とされたときのあの快感です!主人公に対してはとことんドSに、自分に対してはどんどんドMになっていく朝ドラ、それが「純と愛」なのです!
というわけで、最後の最後でやってきた世紀末のラッパ(晴海のあまったるい「どーしよー」)に胸のトキメキが止まらない、そんな第9週なのでありました。オーメン

(今週の愛ちゃん)
・月曜日冒頭の「エイドリアーン!」*1で、なぜか@DEEP4話のターミネーターの真似をする源ちゃんを思い出してしまった。あれは風間さんのアドリブなのかな。だとしたら@DEEPの経験が血と肉になっている...ような気がします。

・純ちゃんの破天荒さに隠れてすごくできる嫁みたいになっているけど、愛ちゃんも結構ずれてるよね。純ちゃんの応援の仕方とかたまに盲目的なところがあって、これが遊川さんの言っている「はたからみれば欠点だらけの『ふたり』(公式HP内脚本家紹介より)」のひとつなのかなあと思ったり。この「欠点」もいつか救済されるエピソードがあるのかなあ。あってほしいな。

*1:朝のトレーニング中、公園の遊戯具で手を掲げて走っていたシーン