ヨスクス

かざましゅんすけさんのことをつらつらと。たまに映画。

それ生き最終回から一週間

終わってしまいました。もうあんな緊迫した一時間を過ごせないと思うと、悲しいやら安心したやらで複雑な気持ちです。毎週からだをガッチガチにさせながら見ていたもんなあ。1話2話あたりは「カザマさん、きちんとお芝居できるかしら」という緊張感で、3話以降(しのぶの長台詞あたり)は作品じたいの予測不能な異様な雰囲気に完全に飲まれていました。

この作品は、ドラマというよりドキュメンタリー感覚で見ていたような気がします。しかもヒューマンドキュメンタリーじゃなくて、「幻のイリオモテヤマネコを追う」(三崎兄妹)とか、「キリンの知られざる凶暴性」(瑛太)とか、しのぶに至っては「深海に棲む謎の肉食魚」みたいな、もはや図鑑にすらのってない生物映像を見ている感じ。

正直、ストーリーとして成り立っていたのは7話あたりまでで、文哉が徘徊(?)しだしてからの8話以降、キャラクターの行動の後に脚本がついてきているようにすら感じました。だからああいう最終回でも納得できるのです。だってドキュメンタリーですから。ドキュメンタリーは動物の生態の一部を切り取って映しているだけのものですから。・・・とか言っておきながら、終わった直後は洋貴のふがいなさにプンスカしてたけどね。だって、双葉、ぜったい待ってたもん!高いハードル用意して、洋貴が飛び越えるの期待してたもの!