ヨスクス

かざましゅんすけさんのことをつらつらと。たまに映画。

それ生き6話。文哉雑感。

年末の自分のエントリーを読み返して泣いちまったよ、夏。コレ

去年の前半はそうとう悩んでいたらしいわたし。そんなわたしに「かざぽんはだいじょうぶだよーー」とエールを送ってあげたいです。
だって年末の時点で決まっていた仕事(前橋〜、わたしは誰?、デスティニー)に加えて、中学生日記、コクリコ坂、木10仕事(しかも3番手!)が舞い込んでくるなんて、今でも信じられないもの...!フジテレビって実在するTV局ですよね?ブシテレビとかじゃないですよね??

そんな夢心地で観ている「それ生き」もそろそろ終盤。6話にしてカザマさん演じる文哉の輪郭もくっきりしてきました。カザマさんは昔から闇を抱えた役がお上手で、一部ヲタ内ではナイフ役者ともてはやされておりますが(よくも悪くも)、今回のナイフっぷりは今までとは質の異なる感じがします。陽と陰がスイッチのように切り替わる芝居ではなく、じわじわと陰の部分が湧き出てくるような境目のない気持ち悪さとでもいうのでしょうか。(四谷怪談的な薄ら寒さすら感じる)その気持ち悪さそのものが文哉という人物なんだと今のところは思っています。ていうかほんとうに文哉という人物がよくわからない。草間ファームでは29歳の青年の目をしているし、双葉のまえだと14歳のお兄ちゃんだし、7話予告では初(ウブ)エロな神田川だし、カザマさんが演じる役でこんなに底が見えないのは健次郎以来かもしれません。まあ、それまでそんなに役を深く追求する作品に巡り会わなかっただけだと思いますけどね。でも映画ならまだしも、連続ドラマ(しかもプライム)で、人物描写にここまで費やす作品自体いまどき珍しいので、やっぱりカザマさんの引きの強さってオリンピック級だなとしみじみ感じております(J界のスーザン・ボイルめ!)(ちょっと違うな)次回は実質文哉メインの回になるのかな?怖いけど楽しみ!


あと皆さんおっしゃっていますが、このドラマにおけるカザマさんの腕筋のうつくしさはいったい何なのでしょう。あの筋肉はドラマ全体に流れる重苦しさと文哉の不気味さを紛らわしてくれる唯一の清涼剤です。ちなみにわたしは文哉くんのうつくしい二の腕がうつる度、「アラン貯金グッジョブ!」と囁いております*1

*1:あの舞台で相当筋肉がついたと坂元さんも言っていたので