ヨスクス

かざましゅんすけさんのことをつらつらと。たまに映画。

はじめのうちに感想を書いてみる

わが家の地域は嵐のような状態になっているのですが、今日ってこんな天気になる予定だったのかしら。

いまからグローブ座へ行ってきます。あずみ以来の生ハセジュン!
そのまえに、カザポンやっさんキャワー!以外の感想を。*1
いつもは千秋楽後につらつらと書いてしまうのですが、こんかいは早い段階で書いておきます。


(まったく関係ないことで追記)
内川が5番ーー!
しかもホ・・・ホームランですって!
ロミジュリを見る前から泣いてしまいそうです。


客層が舞台初心者という方が多いことを配慮したのか、脚本も演出もずいぶん丁寧でわかりやすい舞台だったと思います。
なんというかこどもから大人になるための・・・大人の階段をのぼる君はまだシンデレラさ、とH2Oがさわやかに囁いてくれているような、観客にやさしい舞台。
ともすれば、わたしのようなM気質のにんげんには、物足りなさが残るような舞台とも言えます(ていうか、残った)。


古典を現代風にアレンジした舞台というのは世の中にたくさん出回っていて、それこそスーバー歌舞伎とか新感線とかパルコ歌舞伎とかその他もろもろ、まあ新感線は映画でしか見た事ないのですが、その手の舞台を若い時分からずいぶん観ていて、もちろん普通の歌舞伎もかなりたくさん観ていて、歌舞伎独特のリズム感とケレン気が体の中に刻みつけられていたのでしょう。

冷蔵庫にあった飲み物がウーロン茶だと思って口にしたら紅茶だったときのようなショックをうけてしまいました。
(別例:日本酒だと思って口にしたら水だった)

あたまの中で「こんかいの舞台は別もの!」と思って観劇に挑んだのですが、体がそうは思ってくれなかったようです。


前半はほんとうに良かったんですけどね。すぎるくらい丁寧に話が進んで行って、カザポンもやっさんもキャワーだし(結局それか)、歌も踊りもあるし。
そこで一気に期待度があがってしまったのか、後半はイマ・・・・・・・・・。


でも、いい場面もたくさんありました。とくに西岡さんと鷲尾さんがすごい。
西岡さんの横に座らせたとたん、エマちゃんが俄然いい女になるし、鷲尾さんと絡ませれば絡ませる程、やっさんが哀れで仕方なくなってくる。
そういえば、パンフレットの鷲尾さんページを読んで、彼女の役の作り方が風間さんにそっくりで少し嬉しくなってしまいました。
カザポン、この機会に彼女のいいところをたくさん盗んでおくんだよ。



やっさんは本当にがんばっていた。芝居の間の取りかたがとてもうまいので、磨けばいい役者になるだろうなあと。
カザポンに関しては、ラストのシーンですごくドキリとさせられました。ここはかなりのネタばれになるから省略。
そしてドキリとさせられた後のナイフ役者っぷりに感心。1秒もないほどの一瞬の芝居なのに「よ!ナイフ役者!」と声をあげそうになってしまいましたよ。



ううむ、そろそろ時間切れです。
グローブ座に行って参ります。

*1:今書かないと夜にはハセジュンのことで頭がいっぱいになりそうなので