ヨスクス

かざましゅんすけさんのことをつらつらと。たまに映画。

KK10th企画★第一弾 「兼末健次郎」意識調査バトン

リナさん(id:blue_note)からのバトンを引き継ぎ、第3走者を努めさせていただきます。リナさん、ほんとうに私が3番手でよいのでしょうか(ヒヤヒヤ)。大御所おふたりの後を引きつぐことにかなり緊張しております。でもがんばります。完走します!
そして、企画を発案してくださったあつこ嬢(id:sfbb)に感謝の意をこめて、少々画像をバージョンアップしてみました(ご希望の黒板色です)。とはいえ、かなりウザい画像だな・・・。もうちょっとコンパクトな仕上がりにならんものかのう、といろいろ思案もしたのですが、どんなにハブかれようが、どんなに反省しようが、常にセンターポジションでアピールし続けるのがケンジローカネスエというものなので(例:大西さんごめんなさい)、もう、これでいいやという感じでこんなふうになりました*1。健次郎のセンター人生に幸あれ。

以下、とりとめもなく書き流します。

KK10th企画★第一弾 「兼末健次郎」意識調査バトン

これは、3年B組金八先生第5シリーズの登場人物「兼末健次郎」の10周年を祝い、盛り上げるためのバトンです。荒川の土手を千羽鶴と共に疾走する金八先生の様に、只ひたすらにバトンをつないでください。

  ● ランナーは常にひとり。

  ● アンカーは極力お控えください。代走はオウケイです。

第三走者

ちふ

兼末健次郎との初めての出会いは?

2001年の秋頃の再放送。その日は仕事が休みで、母が見ているテレビをぼんやりと眺めていたところ、その画面にうつっていたのが「ガラスの少年(3)」でした。初健次郎がこの回って我ながらすげえと思う。
(はじめ)クラスからハブられちゃってずいぶんとかわいそうな子がいるな(つぎ)お母さん刺しちゃったよ!不幸のオンパレードだよ!!(このあたりからテレビの前で前のめり)カオス!カオス!なんというカタルシス!!(と思いながらも涙腺がゆるみっぱなし)そしてパトカーの中で振り返る健次郎を見た瞬間、すってんころりんと落ちてしまいました。
小沢健二にそっくりなこの子*2がどういう経緯を経てこの回に至ったのかまったく理解していなかったにも関わらず、スタッフロールが流れ終わる頃には、体の中を霊が通り抜けたような精神状態になっていたことを思うと、あの回は作品に関わるすべての人々の執念が一気に昇華してブラウン管の外に飛び出した回だったのだろうなあ、という気がします。(そしてその得体のしらないパワーに感化されたのだ)

その時の第一印象は?

グーニーズの頃のキー・ホイ・クワンに似ていて、ちょっと好みの顔かも。でもこれ再放送だしなあ。今はもう背も伸びて茶髪とかになって面影全然残っていないんだろうなあ。むしろまだ芸能界にいるのかな。
その後、まとめてレンタルした第5シリーズを一気に見まくっていたときに、ふと停止ボタンを押した瞬間、黒いパジャマのやたらと声のデカイ健次郎が現れて(今も忘れない「ジンジン、ロケに大遅刻の回)」)ものっっっすごいビックリしました*3

一番好きな回は?

「僕のエッチな過去」
悪健好きとしては、過去、現在、そして夏服(体操着)とさまざまなテイストの悪健を堪能できる、ぜいたくな回なのです。
あそこまで葬送行進曲の似合う中学3年生は見たことがないですし、職員室を出て行く前と後とのギャップもたまらない。あとは力也の封筒を拾ったときのニヤリングとか花子先生の後ろ姿に向かって「ほんとにね・・・」と呟いたあとの真顔とか・・・盛りだくさんすぎて困ってしまいます。
あと、兼末家の秘密が出始めたのもこの回からなんですよね。弱健から悪健に変身するときの首筋のピクピクが激しくて、すごい表情筋の持ち主だと驚いた記憶があります。

一番好きなシーンは?

うーん、ありすぎて困りますね。まあ、あえていちばんを言うならば「ガラスの少年(1)」で門の前で電話をしている先生に気付き、かすかに顔をふるわせながらスっと受話器を落とす場面でしょうか。2年間、彼がずっと張り続けてきた緊張の糸が、あの瞬間にプッツリと解けたのだということがすごく伝わってくるシーン。あの受話器を落としたときに、彼はさまざまな呪縛から解放に向かって歩みだしたんだと思います。

一番好きなセリフは?

「あの人これからどうなっちゃうんでしょうか」(「ガラスの少年(2)」)
15才にして家族のことを「あの人」と言えてしまう健次郎がものすごく大人に見えて、さらにはそうならざるを得なかった境遇とか、その原因の主に対して気遣えるやさしさとか、彼の気性そのものをよく表している台詞で、一番好きです。そしてこのあとの先生の台詞に号泣。

10年後(現在)の健次郎はどうなっていると思う?

前走者お二人と同様、医学の道を歩かれているのだと思います。でも、東大ってイメージじゃないんだよなあ。第7シリーズでプッツリ登場しなくなったことを考えると、京大か北大あたりの地方国立の医学部に行ってちはるちゃんとは遠距離恋愛中・・・、だったのも2年くらいで自然消滅。生活力のない健ちゃんは、一人暮らしのアパートで彼女にご飯をつくってもらいながら勉学に勤しんでいる・・・という感じでどうでしょう。その後、東京の病院に就職。永遠の三角関係とは飲み友達として会社のグチを言い合う仲に。医療現場の人間関係について弱音を吐いていくうちにちはるちゃんとの恋愛関係が復活。別れたりくっついたりを2、3回繰り返したあとに30手前くらいで結婚するんだぜ、きっと。

健次郎への思いは?

ひとことでいうならば「感謝」です。
彼にはいろいろと助けられました。正確には彼を通じて発せられたキンパチ先生の言葉に、だろうけど。兼末家の歪んだ倫理観を前にして、受け入れる事も拒むこともできず、罪の意識に苛まれている健次郎に対し、かわいそうだと涙したキンパチせんせいに何故か私まで救われた気分になったんだよなあ。あれ?健次郎への思いがキンパチ先生への思いに変わってるぞ??この質問にたいし、1時間かけてグワーっと書き込んでいたのですが、あまりにも赤裸々な文章すぎてひとまえに出せる状態ではなかったので、ぜんぶ消しちゃいました(汗)このあたりでわたしの思いを察してくださいませ。

そいういえば、先日ひさしぶりにこのシリーズを見直したのですが、ガラスの少年以降のカザマさんは、やっぱりなにかが違いますね。なんだかカザマさん以外の魂も入り込んでいるようなそんなかんじ。それがスタッフさんの健次郎に対する思いなのか何なのかは分らないけど、カザマさん自身、あの頃のことはあまり記憶に残ってないんじゃないかなあという気がします。まあ、なんというか、イタコ的なアレですよ。

荒川に行ったことがある?

埼玉に行く途中、高速道路から眺めるくらいですね。直に歩いた事はありません。でも、いつかは行ってみたいです。

ビデオ・DVD等で何回見た?

そんな・・・数えきれませんよ!ちなみに、小説は3回くらい読み返しました。活字で読んでも号泣。

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誰にまわすかものすごーく悩んだのですが、ここはひとつ毒という名を愛を持つ、みどさんにお願いしようと思います。




はああーつかれましたー。

*1:あつこさん・・・ごめん・・・

*2:後にカネスエケンジロウという名前だと知ることになる

*3:深夜番組のセンターにいることと、顔が変わってないことと、ジャニーズであることに