ヨスクス

かざましゅんすけさんのことをつらつらと。たまに映画。

(携帯より)フライパンと拳銃雑感そのニ

結局一時間待ちぼうけをくらいました。英国住まいの彼女は携帯電話なんてもってないからね。こういう時、文明の力に頼りすぎてコミュニケーションが曖昧になっている自分にがっかりしてしまいます。

さて、ラ銃感想の続きです。
今回の舞台、やっぱり脇役さんたちが魅力的でしたね。三上さんとかどっかんどっかん持っていっていたもんなあ。みなさんが書かれているように「俺の胸に電話してんだよ!」は名言です。あと、足を組みながらシュッとソファに収まる身軽さが最高。カザマさんに関しても、ファンの欲目であることを承知しつつ言わせていただくと、三上さんの次くらいに笑いをとっていたと思います。ほんと成長したねぇ(ほろり)。あのぴょんかぴょんか感も可愛らしかったし。あと、富田さんに名刺を渡すしぐさがかなりツボでした。あまりにも様になりすぎていて、リアルで名刺を持っているんじゃないかと疑うくらい…それはそれで悲しいのですが。そして長野さん。最初から最後まで、まったく揺るがない彼の芝居のおかげで、脇役さんたちが自由に動きまわりつつもあんな緻密な舞台が作り上げられたのだと思います。まあ演出家を選ぶ演技だとは思いますが、あの安定感はカザマさんに見習ってほしい。

これはものすごく感覚的な印象なのですが、大阪楽でのきゃっきゃと喜ぶカザマさんを見て、またひとつ、新しい世界に踏み込むことができたのかな、というような気がしました。こういう経験を積み重ねて、塀*1を乗り越えるためのはしごをひとつひとつ架けていってほしいです。あとは塀の外側で受け止めてくれる人がいれば嬉しいのだけど*2

以上、感想終わり!

*1:彼の境遇とか性格的なものとか、色々とね

*2:このあたりはトグロを巻いていた時に悶々と考えていたのです。その時は今すぐかけ上がってくれー!と力強く祈っていましたが、今は少し落ち着きました。ほんと大阪に行っておいて良かった。