さいきんみた映画
「ザ・マジックアワー」と「クライマーズ・ハイ」
「マジック〜」は遊び心満載で、それこそディテールの隅から隅まで遊びまくっているのに、ずいぶんと骨太な映画だった。
片付けられない症候群な映画(テレビもか)が多いなか、この人の映画はいつもお出来がよろしいなあと関心してしまう。
つづいて「クライマーズ・ハイ」
原作付き作品がゆえのフラストレーションがわずかに残りつつも、がっつり堪能。
当時の事故を知る者*1としては、ちょっとした描写のひとつひとつであの時の衝撃を思い出して、それだけで涙が出そうになったのだが、一緒に観た若い友人は事故の描写が弱くてバランスが悪いというような感想を述べていた。
ううむ、言われてみれば確かに。
ということで、この映画は三十路以降の人におすすめかも(原作がどうゆう構成なのかよくわからないが)。
あ、でも殿*2好きにはおすすめですよ。泥まみれの殿がセクシーすぎて、事故の描写で泣きそうになったり、殿に悶えてみたり、忙しくて大変だから。
クライマーズ・ハイを観たあと、赤坂サカスへ。
魔王のポスターを堪能し、渡鬼ポスターで壮ちゃんの生存を確認。
そしてTBSショップにて「世界遺産ピンズ」を購入。帰宅後、チェブさんの耳につけてみる(写真)。