ヨスクス

かざましゅんすけさんのことをつらつらと。たまに映画。

ドラクエツアー感想_2幕(フィナーレ覚書)

2幕

引き続きテリー目線多め。近いうち加筆するかもです。

1.中ボスバトル|vsバラモス〜大魔王ゾーマ登場

イントロで流れる1幕のダイジェストがいいんだよなー。でも幕に隙間があるからテリーのご尊顔がかけておる...普通の画面で見たいですこの映像泣

テリーのジゴスパークかっこええ。千秋楽ではじめて正面からみたのですが、パーティーメンバー全員プロジェクションマッピングとのタイミング完璧で、ほんものの中ボスバトルだった...


2.アレフガルドへ〜にじのしずくゲット

ゾーマに落とされて全員気を失いつつ橋が落下→「アレフガルドへ」をコーラスで歌う村人たちという流れが、レクイエムみたいで素敵。1幕のややアホっぽい展開が嘘のようなシリアスな雰囲気という振り幅もドラクエらしくていいなあと。

 [8/26:19時公演]

ここのバトルシーンでテリーの帽子がとれるアクシデントが。本人が咄嗟に拾って盾の裏に忍ばせつつ、にじのはしのシーンまでそのまま戦っていたけど、このままヅラまでとれたらどうしよう...と気が気じゃなかったです(前科がある分、なおさらでお江戸でござる)。ちなみに髪はサランサランしていて、テリー走りするたび髪が綺麗にたなびいていて、ヒヤヒヤしながらもときめいちゃいました。今思うともっとしっかり拝んでおくべきだったぜ...

3.にじのはし|精霊ルビス解放

ここのシーンが一番大好きかも。客席参加型のクライマックスで音楽も素敵だし、プロジェクションマッピングもこの時の映像が一番素敵だったなー。

そして、虹の橋が上がっていく中、下(客席)を眺めながらウンウンと頷くテリー。他の3人(勇者はルビスの元にいる)は素直に喜んでるのに、なんで頷いてたんだ...「お前らの力のおかげだZ!」みたいな意味だったのかな。

 

4.ゾーマ城|オルテガvsキングヒドラ

テレビで一番番宣していたシーン。

これ、ファミコン版だとすっっごいサラっとした場面なのに、こんなに泣かせる展開になるとは。そしてテリー一番の見せ場、オルテガの剣を父親に渡すシーン。

ドラクエを知らない人は、なぜお前が...って感じだろうけど、最強の剣を求めるあまり、本編ではダークサイドまで落ちてしまったテリーさんが、(この世界では)最強の剣を勇者に渡すというちょっと大人になったところを証明する意味合いがあるのかなと。ということを理解しつつ、すいません、最初はちょっと笑っちゃいました。テリーだとかっこいいんだけど、kzmさんかーと思うと...いやほんとすいません。

 

あとすこし脱線しますが、コンセプトアートの初期ラフのテリーさん、あれは猫耳じゃなくてツノであってるよね?まだダークサイド要素もってる子なんだよーていうことですよね??(あまりにも誰も言わないから、言っちゃいけない掟でもあるのかと....)

 

5.vs大魔王ゾーマ|光の玉発動〜絶望へ〜オレの名は!〜勇者大集合

この一連のシーンはずっと心で泣いてました。あと音響とBGMが素晴らしすぎて、前説でトルネコさんに教えていただいた「我に力をー!」が全然聞こえませんでした。みなさんストーリーに夢中すぎて言い忘れている感もありましたが。

3勇者の「おれの名前はー!」からファミコンのピッピ音ともにドット字の名前が光となって歴代勇者大集結って、この演出考えた人神です...!金谷さん、結婚して!
そのあとの1勇者、テリー、アリーナのセリフも素敵。特に千秋楽のテリーとアリーナは気迫がビンビン伝わってきて、じゃっかんマイク音割れてた。

しょこたんもすごいよね。千秋楽のあの状況でも声が荒れずにドスが入ってきている感じ。ほんとうに頑張ったね...。

あと、こんなシリアスシーンでもちゃんとモーションしているテリー、ヤンガス、アリーナね。あれ、横からみるとDQらしさ満載なんだけど、うっかり背中側になるとみんなお尻フリフリしてるみたいでかわいい...とくにテリーさんはだいぶ腰を落として剣を構えているので、フリフリ感が目立っていて超かわいい。

6.そして伝説へ...

あとで加筆します。

 

7.フィナーレ

いわゆるカーテンコール。

これ、さいたまと大阪以降、千秋楽前、大千秋楽といろんなパターンがありすぎてどこから書いていいのか...

 

とりあえず定型は、ファンサタイムが終わり、マーチングバンドをハイタッチで見送る勇者パーティー。最後に端の退場口で、パノン→ヤンガス→アリーナ→テリーの順に勇者とハイタッチしながらはけてゆく。一人残った勇者が客席に会釈アンドお手降りで終了。


・さいたま公演(7/23 15:00)

勇者とテリーがハグしたあとに、お互いの剣を掲げ、ちょっとためらってからのハイターッチ!

・大阪公演(8/20 15:00)

テリーにハイタッチを求める勇者。片手をくいっと上げて「さぁな...」というリアクションのテリー(風間テリー3大リアクションの一つ)(のこりは「ハンッ!」というセリフと、「お前ら...」というドス声)。仕方なく帰ろうとする勇者の手をすれ違いざまにガッと掴んで、そのまま思いっきり手を掲げ、半周する形で前後ろ逆になる2人。必然的に勇者が前、テリーが後ろ向きになり、「さぁな...」ポーズで退場するテリー。(ぎゃぁああ!ツンデレ!なにこのツンデレ!)でもkzmさん、毎回ものっすごい勢いで勇者の手をあげてるので、松浦さん肩脱臼しないかなーとちょっと心配でした...。

 

ちなみに大千秋楽では、帰りたくなーいという仕草をするヤンガスに顔が崩れてしまう勇者と、それに流されて涙目になってしまうアリーナ、そして最後まで頑なに表情の崩れないテリーさんという流れ。

 

・8/30以降の追加フィナーレ

「そして伝説へ」のBGMが流れ、センターにチビ勇者と登場。両サイドからメンバー総出演でセンターステージへ。(ここで3勇者がチビ勇者に駆け寄って抱きしめる)「トルネコ:また会えましたね!この光景を心のアレにアレしてください!」

竜の女王とゾーマ様がいろんな人に助けられながら頑張って橋を渡る姿がかわいい。そのまま竜の女王の生歌をBGMにセンターステージでぐるぐる回りながら手を振るメンバー。

最後に勇者パーティーが残り、客席に体の正面をむける形で手をつないで円になり、その手を掲げるパーティー面(わたし号泣)。

そしてテリーと勇者が両端のステージに残り、お互いの剣を掲げて終了。

 

ちなみに8/30 19:00回はファンサコーナーからテリーさんがいきなりグローブを外しはじめました。もうすぐラストだし、素手で握手したいのかな...?と思っていたのだけど、あとにも先にもこの回のみの行動でしたね。一体なんだったのだかざぽん。

 

・大千秋楽

勇者パーティーがセンターステージに残っているあたりでトルネコのMCが。まずは100名近い裏方さんへの感謝と拍手。その後「今日は特別な方をお呼びいたします。この方がいなければこのショーは生まれませんでした。DQの生みの親、堀井雄二さん!」(会場デンションMAX)

堀井さんが真ん中で挨拶をはじめたのですが、手に持っているDQツアーオリジナルバッグが気になってあまり内容を覚えていません。で、最後にプレゼントがあるとおもむろにカバンを広げる堀井神。興味深々といった感じで中をのぞく勇者パーティー。それまで決して客席にお尻を向けなかったのに、わりと素にもどって堀井神に群がる姿がかわいかったw(みんなただのDQファンに戻ってた)しかもヤンガスさん「あっしがほしいでやんす」とか言い出すし。

その後、堀井神のサインボールを客席に投げるのだけど、テリーさんは「欲しいやつは手をあげろ!!」と俺様に叫ぶのに、アリーナと同じくボッテボテの玉でめっちゃ面白かったww

最後の最後で残念なところ、テリーらしいし、kzmさんらしいよ。

そして、これからどうしよう...というような間があったのち、突然「一列にならぶか」と言い出すテリー。堀井神を中心に、勇者とテリーがその両脇、そして他のパーティー面と一列になって四方に向かって挨拶。最後に金谷さんを紹介したのち、それぞれセリフを言いながら帰ってゆくメンバー。ああ、本当にみんな自分の背かに帰ってゆくのだな...としんみりしかけたところで「お前ら!一生わすれんじゃねぇーぞ!!」と叫びながらハケるテリー(会場「ウォーー!」)。トルネコ、勇者、チビ勇者がさわやか手を振って伝説のツアーは本当の伝説になったのでした.


ざっくりまとめ感想

kzmさんの出演が決まる前から一回は見たいと思っていた今回のツアー。始まる前の時点で3公演分のチケットを、大阪遠征あたりからどんどん沼にはまっていって、結局6回も見てしまいました(ははは…)。横浜公演なんて当日券で2回入っちゃったし、そのくらいドラクエ沼は広くて深いものがありました。

ただ、前段階で売り文句にしていた豪華な舞台装置に関しては、実際見ると音響も含めて迫力があり世界にののめり込むには十分だったのだけど、パンフレットのコンセプトアートを見る限り、予算の都合であきらめなきゃいけないものがあったのだろうなという感じは受けました。そこがアリーナツアーの難しいところなのかなと。本当は専用劇場やテントを作った方が、散々問題視されてきたセンターステージの柱問題も解決できただろうし(あの装置をアリーナの天井から吊るすのは結構厳しいよ...)きっと課題もいくつか残ったのだろうけど、回数を重ねていくたび、演者さんの立ち位置を微妙に変えたり、置いてけぼりに合っていそうな客席に向かって積極的にファンサを行ったりと、スタッフさん、演者さんみんなが一丸となっていいものを作ろうとする熱意がひしひしと伝わって、その思いが謎の中毒性を生み出してのかなと思っています。あと2.5次元の恐ろしさを体感した舞台でもありました...テリーや勇者たちに会えないのは残念だけど、これが定期的に続いたら金が持たぬ...そして風間を捨てたテリーが最高すぎて、ずっと捨ておけという思いが頭をよぎりつつ、あ、いかん私kzmファンだった...という謎の葛藤に苛まれかけているので、一夏の冒険、たった一度の思い出として、青春の小箱にそっとしまうことにします。


最後に、こんな素敵な世界を提案してくれたよだっちこと依田Pさんと金谷さん、そして全員が全員キラキラと輝いていた演者さん、スタッフさんたちに心から感謝の気持ちを捧げたいです。ほんとうにほんとーーーに、最高にたのしい夏でした泣 ありがとうございました!わたし、一生忘れない!