ヨスクス

かざましゅんすけさんのことをつらつらと。たまに映画。

KB24ざっくり感想

カザマさんは自身の出演作品を視聴者と同じ目線で語れる人だと以前から思っていて、放映前のインタビューで「スポーツみたい」とか「ドキュメンタリーみたい」と連呼するカザマさんを見かける度、「ああ、これは人間ドラマとしては熱く語れるものがないってことか」と、あらかじめハードルを下げて挑んでしまった今回のドラマ。下げたハードルは上がることも更に下がることもなく、伏線の深さと効果音の大きさが反比例するとガッカリ度が増えるという方程式を学んだ頃に最終回を迎えてしまいました(個々の設定はおいしかったのに繋がらなかったのももったいない...!)。でも、広瀬先生と本庄先生のツンデレ師弟愛コンビは最高でした。1話の居酒屋トークが毎回あったらよかったのに。変なところで捻くれる本庄先生と、それに対して「んもう!」って感じで返す広瀬先生が愛おしくて仕方なかったよ。

広瀬役に関してはふっつーーの役をピリッとスパイスを効かす程度に全編演じ切れてほんっとよかったです...(泣)とくに最終回の広瀬先生はまったく澱みのないお芝居をされていて、正直びっくりしました。だって声にぜんぜんノイズが入らないんだもの。うわーかざぽんこんな声も出せるんだー、天上の人の声だーっと思ってしまったよ。あとは番宣チョイスも素晴らしかったし、それ生きに引き続き、フジテレビさんありがとう、としか言いようがないです。

しかし、カザマさんがここまでフジテレビっこになるとは10年前には考えてもいなかったです。なんとなくドラマで拾ってくれるのはTBSかテレ朝だと思い込んでいたので。これからも末永くよろしくお願いします(と拝みに、そのうちお台場に行こうと思います)